2012年07月06日

死因3位に肺炎

死因3位に肺炎 51年以来、高齢化理由か

共同通信社 2012年6月6日(水) 配信

厚生労働省が5日に発表した2011年の人口動態統計で日本人の死因は、多い順にがん、心疾患、肺炎となった。肺炎が死因の3位となるのは1951年以来。長年、三大疾患の一つとされてきた脳血管疾患は4位となった。厚労省の担当者は「高齢化が進み、肺炎で亡くなるお年寄りが増えたのではないか」と推測している。
11年に肺炎で死亡したのは12万4652人(前年比5764人増)。一方、前年3位だった脳血管疾患は12万3784人(前年比323人増)だった。
厚労省によると、肺炎は戦前、日本人の死因のトップだった時期もある。しかし衛生環境が改善。49~51年に3位となった後、一時は5位以下となり、75~2010年は4位だった。


当院でも比較的多く遭遇する肺炎の患者さん。
せきは続くのに熱もなく、痰もあまり出ない。
胸部X線写真で明らかに指摘できない肺炎もあり、検査で強い炎症反応が出て、CTを撮影してみると肺炎だった、ということが少なくありません。

長く続くせきには咳喘息や肺炎、肺がん、結核など重篤な病気が隠れていることもありますから、早めに専門の医療機関を受診する事をお勧めします。

(2012年6月13日に掲載した過去の記事に加筆訂正したものです)



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Posted by KMCゆかいな仲間 at 17:20│Comments(0)医療情報
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