ＫＭＣゆかいなStaffブログ

２０１２年６月２６日
沖縄タイムス健康面に国立病院機構沖縄病院の川畑勉先生が
“肺ドックの勧め”と題して寄稿されています。

川畑先生によると
１．日本人の死亡原因の第１位はがん
２．中でも肺がんによる死亡率がトップ
３．沖縄県では全国に先駆けて肺がん死亡率がトップになっている
４．沖縄県では現在でも肺がん死亡率は減少していない

とし、その原因として喫煙と、肺がん検診受診率の低下を指摘し、
沖縄県の厳しい現状と生活習慣や検診に対する意識向上を訴えられています。


また、肺ドックの有用性として
１．胸部レントゲンではみつけにくい早期肺がんの発見
２．ＣＴ検査や喀痰検査で見つかる早期肺がんの治療率の高さ
３．早期肺がん以外も自覚症状のない肺気腫、ぜんそくなどの閉塞性障害や、肺繊維症、胸膜炎など拘束性障害の診断

などをあげ、肺がんのみならず隠れた病気の発見にも期待し、
早期発見・早期治療の重要性を説いています。


当院でもクリニック内に“沖縄肺がんＣＴ検診センター首里”を併設し、
肺がんＣＴ検診を実施しております。
現在は予約なしでもＣＴ検査を受けていただくことが出来ます。
詳しくはクリニックまたは右記までお気軽にお問い合わせください。



（２０１２年６月２９日に掲載した過去の記事に加筆訂正したものです）