2013年09月25日

朝に多い心筋梗塞、睡眠時無呼吸症候群が関係か

9月22日の読売新聞の記事によると、心筋梗塞が朝方に起きやすいのは、寝ている間に呼吸がたびたび止まる睡眠時無呼吸症候群が関係している疑いがあることのことです。

これは、21日、熊本市で開かれている日本心臓病学会で、長崎市立市民病院の中島寛・循環器内科部長が発表されたものです。


中島先生の報告によると、同病院で治療した心筋梗塞の患者に対して、発病から2週間後、睡眠時の呼吸や脳波などを測定し、空気の通り道である気道が狭くなることで起きる閉塞性睡眠時無呼吸症候群と診断された216人と、診断されなかった72人について、6時間ごとの時間帯に心筋梗塞の発症率を調べました。

その結果、睡眠時無呼吸症候群の人は、午前6時~正午の発症率が38%と他の時間帯に比べて高く、「無呼吸」の程度が重い人の43%がこの時間帯に集中してい多とのことです。


朝に多い心筋梗塞、睡眠時無呼吸症候群が関係かこのように、睡眠時無呼吸症候群はさらに高血圧や糖尿病を悪化させたり、脳梗塞や心筋梗塞の引き金になり得ることが解ってきています。
当院では高血圧や糖尿病の治療とともに、睡眠時無呼吸症候群の診断・治療にも力を入れて取り組んできました。


よくいびきをかくと言われる、夜中に何度も目が覚める、昼間眠くなる、記憶力や集中力が低下する・・・・・・


心当たりのある方はお気軽にクリニックへご相談ください。



読売新聞の記事はこちらにリンクから.....



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Posted by KMCゆかいな仲間 at 16:23│Comments(0)医療情報
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