2014年08月13日

血圧脈波計を導入しました

動脈硬化とは、血管の内側に余分なコレステロールなどがたまり、プラークと呼ばれるコブを作り血管が狭くなったり、弾性がなくなったりする状態をさします。

動脈硬化が原因とされる心筋梗塞や脳梗塞などのは、がんと並び日本人の死因の約3割に及びます。

動脈硬化は自覚症状のないまま進行し、ある日突然、心筋梗塞や脳梗塞を発症するため、サイレントキラー(静かなる殺し屋)ともいわれます。この動脈硬化を予防するには、高血圧や脂質異常症、糖尿病といった生活習慣病が危険因子であることから、これらの疾患を予防・治療することが重要になります。

さらに近年では内臓脂肪蓄積を基盤としたメタボリックシンドローム患者では、1つ1つの疾患が軽度、または発症していなくとも、それらが重複すると心血管疾患のリスクが著明に上昇することも言われています。


そこで血圧とは独立した動脈硬化そのものを診断・評価することも、予防を効率よく行うために重要だと考えられるようになりました。



今回当クリニックで導入した血圧脈波検査装置は、「動脈の硬さの指標 CAVI(キャビィ)」と「狭窄・閉塞の判断指標 ABI(エービーアイ)」の2つの指標を同時測定することが可能です。なかでもCAVIは、近年”血圧に依存されない動脈硬化指標”として、その有用性が注目されています。


高血圧や脂質異常症、糖尿病と言われたことがある方、または健康診断などでその可能性を指摘された方。
この機会に検査を受けてご自身の血管年齢を知っておきましょう。


詳しくはクリニックスタッフへお気軽にお問い合わせください。
血圧脈波計を導入しました




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Posted by KMCゆかいな仲間 at 17:54│Comments(0)お知らせ医療情報
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